こんにちは。
台東区上野の弁護士、中尾信之です。
日本弁護士連合会(日弁連)では
マネーロンダリング対策・テロ資金対策の
国際的な協調・指導機関である
FATF(ファトフ、Financial Action Task Force)
の勧告に基づいて
弁護士業務がマネーロンダリングに
利用されないように
「依頼者の本人特定事項の確認及び記録保存等
に関する規程および規則」
を定めています。
この規則等により、
弁護士・弁護士法人等は
本人特定事項の確認等の履行状況について
毎年日弁連に年次報告書を
提出することになっています。
2月6日(水)には
千代田区霞が関の弁護士会館で
東京弁護士会の
「年次報告書に関する座談会」
が開催され、出席しました。
この座談会では
「年次報告書第1回の実施を振り返って」
をテーマに
昨年の回答の際に苦労・留意した点や
次年度の回答に向けて要望する点など
について
忌憚なく意見交換をしました。