中小企業の企業法務

企業内でこんなお悩みはありませんか?

取引先の雲行きが怪しく、入金も滞っている。他社に先がけて売掛金を回収したい
契約書のチェックをタイムリーに依頼できる顧問弁護士を付けたい
従業員の解雇や残業代請求、退職金請求などで困っている

弁護士へ依頼するメリット

企業の取引は、個人と比べると、権利や取引の関係が複雑になる傾向があります。本来の業務に注力するためにも、法務をアウトソースしてみてはいかがでしょうか。また、トラブルを未然に防止するという観点も必要です。100パーセントの防止はなかなか難しいものがありますが、シミュレーションを行い考えられる選択肢を用意しておけば、迅速な対応が望めます。

契約書の確認・作成

市販のひな形には、業務の実情に合わなかったり、かえって不利になる項目が含まれていたりする場合がございます。万が一のことを考えると、オリジナルの契約書を運用した方が、手間も費用も省けるでしょう。

また、重要なポイントだけをまとめた簡易な契約書作成も承っております。あらゆる要素を詰め込んだ分厚い契約書では、取引先に敬遠され兼ねません。必要最低限の目的を達成しつつリスクを回避できるのが、プロの仕事といえるでしょう。

債権・売掛金回収

内容証明郵便による催告から強制執行の手続まで、責任を持って実行します。全額回収に時間がかかるときまたは困難が予想されるときは、あらかじめその旨をご説明いたします。ほかの債権者の動きを考慮してスピード解決をねらう場合は、現状で何割程度の回収が見込めるかをお示しいたします。

事業承継

いまの事業を次世代にどう引き継いでいくかは、特に中小企業オーナーにとって、避けられない課題といえるでしょう。株式の分散を可能な限り抑えながら、有力株主との協力関係を築き、確実に経営権をバトンタッチしていく必要があります。

また、アイデアを元に起業したい、会社を整理したい、株主総会対策をしたいなどのご相談も、ぜひお寄せください。地域活動で培ったネットワークを通じて、税務をはじめ、他士業と連携したサポートが可能です。

Q&A

Q

契約書を結んでいないのですが、売掛金の請求ができるのでしょうか?

A

売掛金の存在を裏付ける証拠があれば、その費用を請求することができます。一例としては、先方商品の納品、過去における継続的な取引、商談時の資料などです。

ケーススタディ

【ケース】

ご依頼者は、会社の売上げが落ちてきたので、会社資産のあるうちに会社をたたみたいと考えていた。

【当事務所の対応】

会社の代表者であるご依頼者と綿密に打合せをして、会社の清算手続をとった。

【結果】

従業員へ丁寧な対応を取りつつ、約6カ月後に会社の清算手続を完了した。

【ポイント】

会社を清算する場合には、従業員へのフォローを欠かさないようにしましょう。特に経理スタッフの協力は、その後の進め方に大きく関わりますので、ケアが必要です。説明会などを開催する場合は、ご要望に応じて同席いたします。