【刑事事件】解決事例~出入国管理・難民認定法違反~
2018.12.12更新
こんにちは。
台東区上野の弁護士、中尾信之です。
12月11日(火)に
担当した国選弁護事件の判決があり、
事件が終結しました。
担当した事件は
外国人である被告人が
在留期間を経過した後も
不法に日本に残留し、
偽造の残留カードも所持したという
出入国管理及び難民認定法違反
の事案でした。
判決は
懲役2年、執行猶予4年でした。
判決後には、
本人が入国警備官に付き添われて
法廷の出入口に向かいながら、
両手のひらを胸の前で合わせ、
「ありがとうございました。」
と何度も頭をさげてくれました。
今後、本人は
退去強制手続を受けて
自国に戻ることになりますが、
本人が自国に戻ってからも、
二度と犯罪を犯さず、
自国で活躍してくれることを心から願っています。
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