関東弁護士会連合会理事・監事候補者公聴会
2022.02.26更新
こんにちは。
台東区上野の弁護士、中尾信之です。
関東弁護士会連合会(関弁連)は
東京高等裁判所管内の13の弁護士会
(東京、第一東京,第二東京、神奈川県、
埼玉、千葉県、茨城県、栃木県、群馬、
山梨県、長野県、新潟県、静岡県)
によって構成される組織です。
関弁蓮では
定期弁護士大会や
シンポジウムの開催のほか
被災者支援活動や法教育活動などの
公益的な事業を行っています。
このたび
東京弁護士会法友会の推薦をいただいて
来年度の関弁連理事に
立候補することになりました。
2月25日(金)に
千代田区霞が関にある弁護士会館で
東京弁護士会の
関弁連理事・監事候補者公聴会
が開催され、出席しました。
当日は、私から
立候補にあたっての
以下の所信を表明しました。
【 所信 】
このたび、関東弁護会連合会(以下、「関弁連」といいます。)
の理事に立候補するにあたり、所信を述べさせていただきます。
弁護士・弁護士会は、現在、弁護士自治や若手弁護士の
育成・支援、男女共同参画、民事裁判のIT化など、
様々な課題に直面しております。
加えて、新型コロナウイルス感染症の拡大から、
既に2年が経過いたしました。
この間、オンラインツールの利用をはじめとして、
弁護士の業務や会務をめぐる環境は、大きく変化し、
今まさに変革期のただ中にあります。
関弁連が、これらの直面する課題の解決に向けて、
実効性のある活動をするためには、
東京弁護士会を含めた各弁護士会や各弁護士の意見に真摯に耳を傾け、
これを尊重するとともに、東京三弁護会・十県会相互の
緊密な連携・協力が必要であることは言うまでもありません。
私は、関弁連の理事に選任いただけたなら、関弁連の目的である、
日弁連及び管内弁護士会との連携、管内弁護士相互間の協力・懇親
という使命を特に強く意識し、理事として誠心誠意努めて参ります。
ところで、私は、現在、東京弁護士会の常議員や人事委員会の委員、
法律相談センター運営委員会の委員のほか、
弁護修習の指導担当・新規登録弁護士クラス別研修の担任をしております。
また、2012(平成24)年から2022(令和3)年まで間、
法教育委員会の委員として、そのうち6年間は,副委員長として、
合計400回を超える出張授業や裁判傍聴の引率をいたしました。
私は、このような会務活動によって得た知識や経験を最大限に生かして、
関弁連の活動に積極的に取り組んで参ります。
特に、法教育は、近年の関弁連における重要な施策の1つであるところ、
私は、関弁連の法教育活動に積極的に参加し、
法教育活動の充実・発展に貢献したいと考えております。
以上,はなはだ簡単ではございますが,私の所信とさせていただきます。
~ 追記 ~
公聴会後に
東京弁護士会の人事委員会が開催され、
関弁連理事の推薦が承認されました。
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